今回、私たちwel-beeメンバーが取材に訪れたのは、
「特定非営利法人 10代・20代の妊娠SOS新宿-キッズ&ファミリー-」
ここでは、妊娠SOS新宿の活動内容や実際に私たちが体験した夜間パトロールについてご紹介します。
10代・20代の妊娠SOS新宿-キッズ&ファミリ-とは?
妊娠SOS新宿は、「望まない妊娠」や「予期しない妊娠」をした10代~20代前半の女性を対象に、相談支援事業を行っています。
医療や福祉と連携し、本人が希望する適切な支援につなげています。また、東京に限らず全国各地及び留学先の海外からの相談も受け付けています。
【電話は夜18時から24時 070(4283)5199 / 080(4676)0428
メールはホームページまたはSMSで24時間いつでも】
その他にも、宿泊提供、食料・物品支援、啓発事業など活動は多岐に渡ります!
→妊娠SOS新宿について詳しく知りたい方はこちら
誰にも相談できずに困っているあなたへ
妊娠SOS新宿は、「生理が遅れている。妊娠したかも。」「妊娠したけど、病院へ行くお金がない。」「レイプされてしまった。」など、相談者の困りごとに寄り添ってくれる団体です。
相談スタッフの方々は、相談に来る女性たちの意志を尊重してくれます。秘密厳守はもちろん、望まない介入は決してしません。
女子大生である筆者から見ても、とても話しやすいと感じるスタッフさんばかりでした。「妊娠しちゃったけど、家族にどう伝えたらいいかな。」といった相談にも乗ってくれるみたいです!
この記事を見ている女性やパートナーの方々、何か困りごとがあれば、ぜひ相談してみてください。
夜間パトロールに同行させていただきました!
今回私たちは、歌舞伎町にある夜間相談所にお邪魔し、また、パトロールにも同行させていただきました。
妊娠SOS新宿では、相談窓口の周知と顔の見える関係づくりのため、パトロールを実施しています。
歌舞伎町にいる若い女性たちに、相談窓口のカードと共に季節に応じたグッズを手渡しています。
あつ~い今年の夏に合わせて、今回はウェットティッシュの配布でした!
パトロールの中で印象的だったのは相談スタッフの方が
「歌舞伎町のお母さん」と呼ばれていたこと。
多様な人々で溢れる新宿・歌舞伎町で起きていることは、決して平和なことばかりではありません。
そのような状況下で、歌舞伎町のお母さんたちは、支援者の価値観や常識というフィルターを通すことなく、目の前の女性と向き合います。
おわりに
今回は、妊娠SOS新宿に取材させていただきました。
相談スタッフさんたちの、相談者の意志にとことん寄り添う姿勢からは、妊娠の問題に限らず、支援者としての在り方を学ばさせていただきました。
皆さんも、「望まない妊娠」「予期しない妊娠」など、困った時には「妊娠SOS新宿」のことを思い出してみてください。
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