こんにちは!
上智大学総合人間科学部の社会福祉学科で学んでいます。
なかじま。です。
高校時代、周りに福祉に興味を持っている子はあまりいなかったような…(そもそも将来やりたいことについて言葉にする機会が高校にはあまりなかったような気がしますが…)
そんな中、私自身がどんなきっかけで福祉に興味を持ったのか、これからどんなことをやっていきたいと考えているのか、お話させてください!
なぜ社福?
やりたいことが分からない
みなさんは将来何がやりたいか、そのために今何をやっているのか、自信をもって答えることができていますか?
高校時代の私はできませんでした。
なんとなく「国際関係、英語を話す仕事がいいな」などと考えてはいたものの、
英語で何をしたいのか。
言えない。分からない。
そんな悩みを持っていました。
そんな中、担任の先生、友達の影響もあり、少しでも興味をもったもののは挑戦するようにし始めました。
そして挑戦していく中で新たな壁にぶつかりました。
意見が言えない自分
意見が言えない。考えもないし。発言する勇気もない。
どんなに勉強を頑張って、偏差値の高い大学に行って、年収の高そうな企業に入っても、ミーティングで自分の意見を何にも言えないのでは、意味がない。自分に価値はない。本気でそう思いました。
ミーティングに出ることが怖くなってしまったし、完全に自信を失っていました。
障害の社会モデル
そんな悩みを抱えていた時、失語症の方と話す機会を得ます。
そこで言語聴覚士の方が、
「周りの配慮があれば、障害が障害ではなくなる」
ということを教えてくれました。
障害の社会モデルという考え方を初めて知りました。
自分の苦手なことも含めてわかってくれる人がいて、少し助けてもらえば、全然問題ないじゃん。
できないことも、社会が変わっていけば障害じゃなくなるんじゃん。
そう思えた時、とても心が軽くなりました。
自分と同じように悩む人たちの心を少しでも軽くしたい。
障害を持つ人の生きやすい社会を創ることが
皆が生きやすい社会を創ることにつながるのではないか。
そんな考えから社会福祉に興味を持ち、上智大学の社会福祉学科へ進学を決めました。
現時点でやりたいこと
今年の初めに目標を立てました。
私と同じように、自分に自信が持てず、悩む人を少しでも楽にできたら。
自分も他者も肯定でき、安心して人に頼れる社会にしたい。
そのために私がやりたいこと。
①障害の社会モデルの考え方を広める活動
私と同じように、障害の社会モデルという考えを知ることで、希望を持てる人が増えたらいいなと考えています。
生きづらさを感じて、自分や周りを否定してしまうのではなく、自分や周りを少しずつ変えていけばいいということを伝えたいです。
②安心して挑戦できる機会を与えられるような活動
高校時代、挑戦していくことで自分と向き合う機会が増え、新たな悩みも増えました。
でも、自分は成長しているのだと前向きにとらえることができていました。
失敗することも含めて、挑戦したことが自信につながっていると思います。
私が挑戦しようと思えたのは、一緒に挑戦してくれる友達と、自らも挑戦し背中を押してくれて、常に見守ってくれていた先生がいたからです。
私がそういう友達や先生のような存在になって、安心して挑戦できるような場所を創っていきたいと考えています。
周りの人と自分を比べて落ち込んでしまうことは多くありますが、他の人とは単純に比較することのできない自分らしさを見つけることが自分を認めるきっかけにもなると思います。
③そしてwel-bee
取材や記事の執筆を通して、福祉について、障害について考えを深めていけたらと思っています。
福祉がある特定の弱い立場の人のためにあるものではなく、すべての人のためにあるものという考えを広め、
社会がつくってしまっている生きづらさをみんなで解消していけるんだ
みんなの力で誰もが生きやすい社会を創っていけるんだ
という共通認識を持てるように活動していきたいです。
これからよろしくお願いします!!
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