私オレンジは、いつもぼーっとしております。そのため、気づいたら一日が終わっています😭
そんな私が手話や福祉に興味を持つきっかけとなったエピソードを紹介します。
ファストフード店
私は母から手話を教わったり、短期の手話教室に通ったりしたことがあるため、指文字と手話を少しだけ使えます。
以前、友達とファストフード店で、静かに会話するために指文字で話していたところ、隣の席に座っていた耳の聞こえない夫婦に手話で話しかけられました。
「あなた達手話が使えるの?」「2人はお友達?」
私達は、「少しだけ手話が使えます。私達は友達です。」と手話で答えました。少し会話をした後、その夫婦は、「手話を使ってくれてありがとう。私達、耳が聞こえないから、嬉しい。」と言ってくださいました。
ほめていただけたこと、手話が通じたことが嬉しくて、手話をもっと勉強しようと決意しました。
アルバイト
ある日、私がアルバイトをしているお店に聴覚障害を持つお客様が来店されました。お客様はメニューのテイクアウト価格を指さし、「テイクアウトをしたい」と伝えようとしてくださいました。しかし、メニューの文字が小さすぎて、店内価格とテイクアウト価格のどちらを指さしているのかわかりませんでした。
さらに私は聞こえないことに気づかず、「お持ち帰りですか、こちらでお召し上がりですか?」と何回か聞き返してしまいました。
もしかして私の声が聞こえていないのではと気づいたものの、当時の私は「こちらでお召し上がりですか? それともお持ち帰りですか?」の手話表現がわかりませんでした。そのため、聴覚障害を持つお客様が来店されても手話で応対できないと痛感しました。
もっとも、気づくことができなかった私が悪いのですが、聴覚障害者でも買い物がしやすいメニューやシステムがあれば、誰にでも音声と手話の両方で接客をしていれば、こんなにご迷惑をおかけすることはなかったのにと申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
福祉って全然足りてない!
合理的配慮全然足りてない!
何か少し変えるだけで、障害を持つ人と持っていない人の隔たりってなくなるのに。
環境が困難を生み出しているのです。
指さしだけで注文ができるメニューや、「筆談をしてほしい、手話を使ってほしい」と意思表示できるツールがあれば良いのに。
他にも、個人の努力次第で変えられることは沢山あると思います。
これをきっかけに、私は福祉、手話をもっと勉強したいと考えるようになりました。
wel-bee
私もかずに誘っていただき、wel-beeに参加しました。
wel-beeのみんなと福祉に関する話をしていると、福祉が足りていないと感じることが多々あります。
福祉を身近に、「みんなごと」として感じていただけたら嬉しいです。
コメントお待ちしております!
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