学生による学生のための福祉ウェブマガジン「wel-bee(ウェルビー)」です!

コラム

メディア×福祉~なぜ私はwel-beeに入ったのか~

    

「福祉って何?」

   

みなさんは、この質問をされたらどう答えますか?

介護のこと?それとも障害者? 

   

では、福祉に携わる人をどう思いますか?

偉いですか?真面目だなと思いますか?

  

難しい質問ですよね。

私自身、この二つの問いをされたら答えられる自信はありません。

  

  

初めまして!wel-beeの副代表をしています、ぴっぴです🐣

突然上記のような質問を投げかけてしまって申し訳ないです。

    

私は上智大学文学部新聞学科で勉強しています。

「新聞学科なのに何で福祉の団体にいるの?」

と聞かれることが最近増えてきましたので、自己紹介も兼ねてここでお話させてくださいね。

    

ABOUT ME

そもそも私が新聞学科を選んだきっかけは、出版業界に憧れがあったから。

私は小さいころから本を読むことが好きで、大好きな作家さんのサイン会やイベントに行く機会が多くありました。

その一つに、「編集会議」に参加するというイベントがありました。

初めて出版社に訪れ編集の仕事を体験した私は、憧れを募らせ……

出版社にファンレターを出しました!!!

溢れ出る情熱をどこに向ければよいのか分からず、受付の人にファンレターを渡しました。小学生の時のことです。

いま考えるとただの馬鹿ですよね(笑) あのファンレター、いまどこにあるんだろう……。

    

    

上智大学を選んだのは、入社したいと思っている会社の方から「早慶上智の卒業生が多く入社している」と聞いたから。

それでも、何も努力せずに済むほど甘い大学ではもちろんないので!

中学高校と、かなり頑張りました。

私は自分の学力を信じていなかったので、指定校推薦を狙うことにして高校を決めます。

結果、指定校推薦がない高校に進学するんですけどね

  

他にも、自分にプラスになりそうなことには片っ端から挑戦して、人に自慢できることやエピソードを増やすことを目指した6年間でした。

6年間ずっと学級委員や生徒会執行部に所属して、授業も真面目に受け

学校代表としてシンポジウムに参加したりできもしない英語の大会に出場したり

出版関係の人に出会えばずっと連絡をとり、お仕事を手伝わせて頂いたり……

  

この6年を振り返ってみると、私はかなり人に恵まれました

この場をお借りして。私と関わってくれた皆さま、本当にありがとうございます!

   

色々な事に挑戦することで、自己分析もできました。

私は興味を持ったら突っ走る性格ですね。

周りからは「行動力すごいね~!」と言われますが本当に大したことないんです。何も考えていないだけなのです。

それから私は「褒められて伸びるタイプ」なので(?)

何か新しいことに挑戦するたびに「褒めて!!」と言いまくっていました。ただの子供ですね。

一度疲れたり我に返るとおしまいだと思っているので、「何もない時間」をできるだけ作らないようにしています。

   

   

とまあこんな感じで、かなり行き当たりばったりに生活している私ですが!

なんとか上智大学に入学することができました。本当になんとか。

   

入学後

  

晴れてソフィアンになった私に待ち受けていたのは大学の厚い壁です。

「レベルが違いすぎる!!!」と毎日感じていました。

  

先述した通り、私は興味を持ったら突っ走るタイプなのですが、大学に入学してからは興味を持てることも無くなってしまいました。

  

「流石に何か行動を起こさないとやばいな~」

と漠然と思った私。

アリオーゾに入サーします。

ここで優しい先輩方に恵まれた私は自由に、やりたいように記事を書くようになり、文字の持つ力や重要性について考えるようになります。

(ちなみに名前は同じくぴっぴなのでぜひ記事を読んでください)

例えば「意外に」という言葉は、発している本人のマイナスな気持ちを表したものである、とか。

   

記事を書くことでまたしても自己分析を行うことができました。

私は人に恵まれているので、いつか私も同じように誰かの役に立てるような人になりたい!

そのためには素敵な方をもっと詳しく知る必要があるし、私自身もっと出会いが欲しい!

  

そうだ、取材をしよう。

   

と、いうなんとも短絡的な思考。本当に私の思考回路どうなってるのだろう。

  

また、私は一年生で一般教養科目を多く履修していたこともあってか、興味を持っている分野が現在とても広くあります。

その一つが福祉です。やっと福祉にたどり着きます。

  

「自分の専門分野との共通点」「自分の専門分野にどう生かせるか」

この視点から物事を考えてみると、「こういう社会にしたいな」「こういうことが出来たらいいのに」と思うことが意外と出てくるんですよね。

   

私は社会を変えたいのかな?何がしたいんだろう?

   

と考えていた時に、wel-beeの現代表であるかず

「wel-bee復活させるんだけどやらない?」

と声をかけられます。福祉に興味を持ってから大体一週間後のことです。

   

福祉ってかなり難しそうだし、「社会福祉学科」があるくらいだから私が手を出せる領域じゃないよな~と思いながらもメンバーに加入しました。何事も勢いとタイミングが大事だよね。

 

「福祉に興味が無い学生」に向けたWebメディア。

だからこそ、私のような福祉初心者がいてもいいのでは?と、今は思っています。

   

    

これから

私のこれからの目標について。

wel-beeが始動してから、約一か月が経った今、私は「福祉」というものの全容がまだ掴めていません。

福祉は私が思っていたよりも広く、どこからどこまでを福祉としていいのか全く分からないのです!

以前、「コンビニの店員さんがいってらっしゃいと声をかけてくれた。これも一種の福祉だと思う。」というツイートを見かけました。

   

誰かを幸せにすることができれば、それはもう福祉なのかな?福祉って何だろう?

  

また、「福祉」を意識して生活すると気が付けることが多くあります。

それはスロープの有無とか、手すりの有無とか、皆が想像しているような福祉に限りません。

テレビで取材を受けている障がい者の方々はメイクしているのかな?とか、この機能は誰のためにあるものなんだろう?とか。

  

私はwel-beeを、考えるきっかけを提供することができる場にしたいと思っています。

   

「福祉」という単語が与えられただけで、私の物の見方は大きく変化しました。

同じように、たまたまwel-beeを覗いてくれた方にも何かを与えられたらいいなと思います。

  

  

福祉とは何か?

私がその答えを見つけられる日がいつくるのかはわかりませんが、答えを求めて突っ走っていきますので!

皆さまどうか見守っていてください、そして一緒に、「福祉とは何か?」という問いについて考えていきましょう!どうぞよろしくお願いします。

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